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丹沢山塊・丹沢山

(V・標高1567m)



夜半、0時(12時)も過ぎた頃であろうか、
面(つら)に冷たいものを感じた・・!!。
何たることというか・・、やはりというか・・!!、
冷ややかな風とともに、ついに雨がやって来たのである。
しかも、それはボタボタ落ちるかなり大粒の雨であった。



丹沢山と奥は蛭ケ岳

目次;index
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丹沢山塊(5)
丹沢山塊(6) 丹沢山塊(7) 丹沢山塊(8) 丹沢山塊(9) 丹沢山塊(10) 丹沢山塊(11)
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丹沢山塊:「丹沢山」(3)




写真:丹沢山・「みやま荘」



ザックを横において山頂付近を暫くブラブラとする。

風に吹かれながら木の葉がハラハラと身に降りかかり、小鳥のさえずりも心なきか寂しそうである。

思えば大山などの一人行を除けば、単独行は初めてであった。 
こうして一人でボンヤリ歩いていると、世間の憂さを忘れて実にサッパリ観はあるが、どこか、うらさみしい気が無いでもない・・。

気がつくと鹿の親子であろう・・、のんびり草を食んでいた。


時間の経過とともに登山者の数もだいぶ増えてきたようであり、そろそろ宿泊の受付をしておこう。
玄関には既に大勢の人が受付待ちで並んでいた、そして話を聞くと既に部屋は満員状態であると言う。
2日、3日は連休とあって小屋はもう超満員で畳1畳で2人位の混みようであると。
仕方なしに今夜は野宿と決め込んだ・・。

山小屋すぐ横の、木の幹に適当なスペースを見つけて、食事はボンカレー、生キュウリにマヨネーズ、鰯の缶詰と、それにウイスキーを流し込みながらの簡素なものであった。

11月の山頂ともなれば相当冷え込むのは必須であろう、其れも覚悟の上でのことであるが。

寝支度は、とにかく着れる物を全部着込んで、その上に雨具まで着け、足下は空っぽにしたキスリングをつっ込んだだけであった。

周囲を見渡すと数人が簡易テント(今でいうツェルト)で、潜っている人もいるようだ・・、この地はキャンプ地やテント場ではなので、正規にテントを張ることはできない。


夜も更けてきて黒ずんだ上空を見上げると、若干の星々が見受けられる、W字形のカシオペア座も有った。 
ただ、ムラ雲が時おり、その僅かばかりの光の跡を消し去り、移動してゆくのが判るのである。 落ち着かない雲の動きが、少々なりともきになるのであるが・・・。

頬をかすめる空気も、どことなく湿った感じがするのである。




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夜半、0時(12時)も過ぎた頃であろうか・・、面(つら)に冷たいものを感じた・・!!。

何たることというか・・、やはりというか・・!!、冷ややかな風とともに、ついに雨がやって来たのである。
しかも、それはボタボタ落ちるかなり大粒の雨であった。

野宿であるから、多少の寒さや風には何とか我慢が出来るが、雨には手の施しようがない、雨具を着けてても雨の中でジッとしているわけにはいかないのである。

慌てて、山小屋の親父さんを叩き起こした。 
迷惑そうな寝ぼけ顔で、「ご覧のとおりだよ・・、よかったら横の薪小屋使ってもいいよ・・、お代はいらないよ・・」・・と

仰るとおり、玄関の土間まで人で埋まっていた。


薪小屋といっても、母屋にへばり付いている二尺足らずの屋根だけの小屋であった。だが、雨だけは凌げ、濡れずにはすむようである。
それにしても、一人身の侘しさを、しみじみ味わう夜になったもんである。

夜が白んできても、相変わらず雨音は激しかった・・!!。    


(翌日、主脈縦走の予定で有ったが大雨のため中止撤退、そのまま塔が岳から大倉尾根を下った。)



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