相模の屋根・丹沢山塊
丹沢山塊(7)丹沢山

一般的な登頂ルートとしては、ヤビツ峠から表尾根を歩くことになる。
小生も何回となく歩いたコースであるが展望の良い、
変化に富んコースで最も人気のあるコースであり、
頂上は平坦に開けたところで山小屋も完備している。 
そして、帰りは大倉尾根を延々と山麓まで降ることになる。



目次;index
赤字は各頁へリンクします)

index 丹沢山塊(1) 丹沢山塊(2) 丹沢山塊(3) 丹沢山塊(4)
丹沢山塊(5)
丹沢山塊(6) 丹沢山塊(7) 丹沢山塊(8) 丹沢山塊(9) 丹沢山塊(10) 丹沢山塊(11)
丹沢山登行(1) 丹沢山登行(2) 丹沢山登行(3) 丹沢山登行(4) . .

        
旅と山旅     槍−穂高縦走     立山、剣登山      山行記録     関東百名山     日本百名山

【本文関連情報

(標題はブログへリンクします)



丹沢山塊(7) 「丹沢山」



塔ノ岳の他の主要ルートとしては、南に連なる「鍋割山」(1272m)のコースも良い。

又、本邦裾部へ大きく入り込む水無川(本谷沢)のコースも暑い盛りには良い、そのまま本谷を遡行するのも又、沢歩きとしても面白い。

ただ本谷のコースはある程度の経験が必要である・・。





大きく開けている鍋割山頂上と太陽光発電が設置されている今時の鍋割山荘(下)





【本文関連情報




又、塔ノ岳の北方、徒歩1時間ほどに、その名も「丹沢山」が聳える・・、

聳えるといっても峻峰ではなく、なだらかな山稜のブナ林に囲まれた静寂な山域である。

克って、この山域を歩いていて山道付近にて休憩している時、谷合・岩場付近に細かい葉を付けた“米ツツジ”のような這性の樹木を見て取れた。

気になったので後日、東部の唐沢川出合から塩水沢の林道をさかのぼり、ここから丹沢山に直登して先刻覗った岩場にまでいって確かめて観た。 

確かに「米ツツジ」(名前の如く小さなラッパ形の米つぶのような花を付け、ミニ盆栽的な風格を持っているツツジ)であった。




穏やかな丹沢山山頂(1567m)


写真:「丹沢山」山頂の「みやま山荘」




ツツジ科樹木の収集趣味のある小生にとっては、喉から手が出るほど欲しい樹木であった。

自然を傷つける悪い所作とは知りながら数株丁重に戴き、又、丹沢山周辺、特に今登ってきた道のりには「シロヤシオツツジ」(特徴ある五葉の葉が出揃つてから白い清楚な花が咲く。
大木になり木肌は松のような肌である)が群生していたので、ついでに小株を1本頂戴して山を降りた。


途中、車のガスが無くなったので煤が谷の部落で補給し車を走らせたところ、実はこれが運のつきであった。 

GSから通報があったらしく・・?、

途中で村の派出所のお巡りさんに呼び止められ、樹木についての質問を受けてしまった。 
更に、厚木本署まで連行されて尋問を受け、採取した樹木はすべて没収されてしまったのである。 

趣味によるもので悪質性は無いと見られ、書類送検はされなかったが、とんだ恥さらしで醜態を演じてしまった結末であった。


尚、米ツツジは正式名「箱根米ツツジ」といい、箱根連山、愛鷹山系など火山性の山の急斜面の岩場に群生、育成している。 
盆栽に最も適したツツジ類である。


尚、丹沢山・登山は、この後の頁に記載在り。


次回は、西丹沢へ・・、     丹沢山塊(8)、西丹沢へ


        
旅と山旅     槍−穂高縦走     立山、剣登山    山行記録     関東百名山     日本百名山

【本文関連情報


【小生の旅のリンク集】
旅の紀行・記録集
山の紀行・記録集 山のエッセイ
「旅行リスト」
日本周遊紀行「東日本編」
日本周遊紀行「西日本編」
日本周遊紀行 (別URLです)

【日本の世界遺産紀行】 
北海道・知床  
白神山地 
紀伊山地の霊場と参詣道 
安芸の宮島・厳島神社  
石見銀山遺跡とその文化的景観 

ハワイ旅行2007
九州旅行2008
沖縄旅行2008
北海道道北旅行
北海道旅行2005
南紀旅行2002

鎌倉・湘南紀行


「山行リスト」 

立山、剣(天の記)(1971年)
白馬連峰登頂記(2004・8月)
北ア・槍−穂高(1968年)
上高地・明神(2008年)
南ア・北岳(1969年)
八ヶ岳(1966年)
八ヶ岳越年登山(1969年)
谷川岳(1967年)
丹沢山(1969年)
西丹沢・大室山(1969年)
西丹沢・檜洞丸(1970年)
丹沢、山迷記(1970年)
奥秩父・金峰山(1972年)
「上高地雑感」
「上越国境・谷川岳」
「丹沢山塊」
「大菩薩峠」
 


スキーの記録  
「スキー履歴」